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2007年5月の記事

2007年5月27日 (日)

藤沢周平・橋ものがたり

20070527210編の橋の上でのドラマが描かれています。
どれも余韻が残るお話でしたが、「赤い夕日」「小さな橋で」がよかったかな…。
『遠ざかる二人の背に、その日はじめての日の光が、静かにさしかけて来た。』これは「川霧」の最終行です。光景が眼に浮かびますよね~。
う~ん。この本は市井(しせい)ものの短編集の中では文句なしに星5つ!です。

さて
少し前の話です。私が録画しておいた「鬼平」の特番を見ていたとき、体調を崩して我が家に来ていた年寄りに、こういうのは話が似たり寄ったりだね。と冷ややかに言われたことがありました。
長く生きている人にそう言われると身も蓋もない。確かにそうかもしれない。めげずに見入っていましたが心の中では、本を読んでよ!と一言。
この鬼平犯科帳シリーズは作品も多く、ここには書いていませんが愛読していますよ。「梅安」とか「剣客商売」もね。

余談でした。

2009/7
◆NHKラジオ第1放送「ラジオ深夜便」の0時代に 松平定知さん朗読で「藤沢周平を読む」で橋ものがたりをやっています。
◆日本放送でも藤沢周平傑作選をやっています。

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橋ものがたり
 小ぬか雨
 思い違い
 赤い夕日
 小さな橋で
 氷雨降る
 殺すな
 まぼろしの橋
 吹く風は秋
 川霧

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藤沢周平・武家物の短編集

麦屋町昼下がり(むぎやまちひるさがり)」。
武家物の短編集の中では一番好きな本です。4編からなります。1冊読み終えるのにそう時間はかからないでしょう。

200705271カバーの絵は表題のお話の中から、弓削(ゆげ)と敬助の対峙場面ですね。足袋をはいていたのは敬助だったんじゃ?と細かいことにちょっと茶々を入れ…。それはともかく話は敬助が弓削の妻女を助けたことから話は展開していきます。
三ノ丸広場下城どき」:深酒で身体がなかった中年男、重兵衛が警護を失敗して…。
山姥(やまんば)橋夜五ツ」:孫四郎は自刃(じじん)した半之丞の遺書を手にし…。
榎屋敷宵の春月」:物語の剣士は小太刀(こだち)を使う人妻。夫は執政入りを望んでいるが実にふがいなくて…妻が挑むわけです。今の人ならすぐ離婚でしょうけれど…。
(追記:時代劇スペシャル「花の誇り」【放送日時】NHK総合テレビ 2008年12月20日 午後9時~10時27分【原作】藤沢周平「榎屋敷宵の春月」【出演】瀬戸朝香 酒井美紀 田辺誠一 山口馬木也 葛山信吾 石橋蓮司 ほかだそうです)

最後のお話は当然として、他のお話の中にもそれぞれちらっと主人公のお相手の女性が登場。そしてお約束の手に汗を握る?果たし合いの場面があります。
隠し剣シリーズでは悲しい結果に終わるお話も多かったのですが、この本はその後をほんのり思い浮かべてしまうようなお話になっていました。

その隠し剣シリーズは何編かはめずらしく楽しみながら書いたと作者があとがきに書いている本です。
隠し剣孤影抄」は8編(こえい:ひとりぼっちの姿)、こちらに「隠し剣 鬼の爪」が入っています。「隠し剣秋風抄」は10編。この中最後の「盲目剣谺(こだま)返し」は「武士の一分」の原作ですね。見ていないのでわかりませんが、厚さ5mmにも満たない物語なので、映画は話を膨らませているのでしょう。

そして「たそがれ清兵衛」。でも、映画とは設定も話も異なります。映画はこの本の表題と「祝い人助八」、別本の「竹光始末」との合体だからですね。こちらは8編。麦屋町…寄りのお話になっています。

こういう本から現代に引き戻されますと、世間に面目(めんぼく)が立たないなどという言葉、死語になっていないかなぁ…。ふとそんなことが頭をよぎりました。

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たそがれ清兵衛
たそがれ清兵衛
うらなり与右衛門
ごますり甚内
ど忘れ万六
だんまり弥助
かが泣き半平
日和見与次郎
祝い人助八
竹光始末
竹光始末
恐妻の剣
石を抱く
冬の終りに
乱心
遠方より来る
隠し剣 孤影抄
邪剣竜尾返し
臆病剣松風
暗殺剣虎ノ眼
必死剣鳥刺し
隠し剣鬼ノ爪
女人剣さざ波
悲運剣芦刈り
宿命剣鬼走り
隠し剣 秋風抄
酒乱剣石割り
汚名剣双燕
女難剣雷切り
陽狂剣かげろう
偏屈剣蟇ノ下
好色剣流水
暗黒剣千鳥
孤立剣残月
盲目剣谺返し
天保悪党伝
蚊喰鳥
闇のつぶて
赤い狐
泣き虫小僧
三千歳たそがれ
悪党の秋

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2007年5月26日 (土)

茅ヶ崎里山公園 10

9:30頃の西駐車場の様子です。
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大庭城址公園 11

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バラは昨日の雨で花びらがだいぶ落ちていました。

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2007年5月21日 (月)

江ノ電・のりおりくん

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藤沢駅で、江ノ島電鉄 1日乗車券のりおりくん(B) 580円を購入してTRが行って来ました。

まずは江ノ島下車で龍口寺へ
200705211 200705212

その近くで江ノ電を撮影。
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架線の点検でしょうか?レールの上を脚立が行きました。そして極楽寺。極楽寺内は写真撮影禁止でした。
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成就院のアジサイ。ここの拝観時間は8:00~17:00です。まだシーズン前なので訪れている方はわずかでした。
昨年の6月24日の成就院・御霊神社の記事はこちらです。
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おみやげは御霊神社近くの「力餅」、一個84円だそうです。かなり甘いかな。

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2007年5月20日 (日)

クローズアップレンズ

Kenko MC Filter クローズアップレンズNO3(58mm)をTRにもらいました。
ヤマダ電機で買ったようです。2800円みたい。ポイントで買ったのかな~?
←TRから訂正が入りました。1760円だそうです。

FinePixにつけて望遠側で試し撮りしてみました。

ブラキカム・マウブディライトとセージです。両方とも1.5cmくらいの大きさの花です。
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フィルターケースの裏側の「装着するだけで手軽に接写撮影が行えます。」の説明通りですね。
でも、カメラのマクロボタンを押さないとピントが合わないようです。

FinePixは広角側でスーパーマクロにセットすると1cmまで寄れますが、お天気の良い日は自分の影が写ってしまうこともありますから、役立ちそうです。

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2007年5月12日 (土)

ビオラの種

しばらくビオラを放っておいたら、あちらこちらに種ができていました。これはちょっと芸術的かも!と思ってカメラにおさめました。
でも、花を楽しむためには咲き終わったものから摘んでおいた方がよさそうです。

あとはマーガレットとわすれな草です。わすれな草は風に吹かれてなかなかピントが合わない…。
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2007年5月10日 (木)

藤沢周平「海鳴り」&吉田 修一「悪人」

作者唯一の市井(しせい)ものの長編だそうです。 市井=まち

そろそろ五十に手が届く紙問屋・新兵衛の「お店に関わる悪意のからくり」+「不仲の妻そして跡継ぎである道楽息子」+「同業者の妻との不倫」のお話です。

仕事と家庭と恋。どれも捨てがたいわけです。会えなかったり、相手の気持ちが読めなかったり、新兵衛の心の中や会話の場面が多く、テンポ良く読めます。大人の恋愛小説です。

物語の結末で心中の予定だったそうですが…。

それから、ちょっと「海鳴り」と共通しているような?内容の、朝日新聞の夕刊に連載されていた「悪人」吉田 修一
連載中に全部読んだわけではないし、面白かったので出版されたらまとめて読み直したいと思っていた本です。先月中旬、図書館に予約しました。今現在40人ぐらい予約されています。私の順番は中ほど。
内容はわかっているので気長に待ちましょう。気長に…。

*****
追記(2007/8/30)
「悪人」ですが、図書館に予約していた順番がやっと回ってきました。4ヶ月待ちでした。本で読むとまたよいですね。
実際にこういう事件はあり得そうですが、最初の段落でその犯人と被害者がだれかは書かれています。でも、その犯人は悪人ではないのでしょうか!?
本には事件にかかわったあらゆるの関係者の心の動きがみごとに書かれていました。中でもいちばん切ないのが「おばあさん」でしょうか。オレンジ色のスカーフが哀しい。

70人近い人がお待ちなので、すぐに返却しますからね。

*****
追記(2007/12/22)
「悪人」が第34回大佛(おさらぎ)次郎賞に決まりました。当初は第2の殺人が起きる構想だったそうですが、佐賀の女性を描くうちに殺せなくなったそうです…。こういうところも「海鳴り」に共通点があるような…。
この大佛次郎という人、横浜の港の見える丘公園近くに記念館があるのですが、だいぶつじろうだとばかり思っていたものです。鎌倉ゆかりの作家で、「鞍馬天狗」などの作者です。「杉作、日本の夜明けは近いぞ」ですね。

*****
追記(2009/11/5)
「悪人」が映画になります。映画『悪人』オフィシャルサイト

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2007年5月 8日 (火)

山梨県道志村

箱根湿性花園をあとにして、山中湖に向かいました。途中、こんな車を見かけました。近くに陸上自衛隊富士教導団があるようです。この車で仮免の練習をするんですね。
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こちらは山中湖から望む富士山。
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さて、どこに行こうかということになり横浜市の水道の水源地のひとつでもある道志村から「道志みち」を通って帰ることにしました。山梨県内はほとんど信号なしでした。

途中、道の駅に寄りました。八重桜が咲いています。おみやげは信玄餅です。

そして神奈川県内に入るとすぐ「相模原」の表示。統廃合で相模原市が大きくなったことを思い出しました。

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この村、神奈川県に飛び地で入りたい!と言う話を聞いたことがあります。

山は青き 故郷(ふるさと)。水は清き 故郷。という印象です。

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箱根湿生花園 '07/05

行きの車窓から
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連休中はさぞ混んだことでしょう。
今日もよいお天気で、湿生花園はまあまあのお客さんです。訪れる方の年齢層は結構高かったですね。
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水芭蕉はもう終わりで、職員の方?が手入れされていました。ヒマラヤの青いケシもここで見られるんですね。意外でした。

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2007年5月 7日 (月)

池波正太郎「侠客(きょうかく)」

侠客とは強きをくじき弱きを助けることを看板にする男だそうです。
この本の「侠の字」は一を書いて人、両脇にも人なのですが、第3水準の字のようです。真ん中の人は両脇の子分に守られている親分って漢字です?
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はじめて目にする字でした。漢字も言葉もよく知らないことを自覚…。
これではいけない!と思って、最近は手書き対応付きの電子辞書を傍らにの読書です。
この電子辞書は手書きパネルに書くだけで、ヘンとか画数とか無用、広辞苑も漢字源も入っていて調べるのにさほど時間がかからないのがgoodです。
ただし、引いた字が長いこと記憶に止まっていないのが難点ですが…。

さて、「侠客(きょうかく)」です。
文庫本にしては分厚い本です。字も小さい。
字が小さくて読めなくなったとか、もう読んだからといただいた本の中の1冊ですが、この字の大きさは私も10年後には厳しい。
と、思ったら最近は上下2冊に分かれたようです。(ガッテン!)
厚さのワリにはさほど辞書を引くこともなく、スラスラと読み進めます。

歌舞伎の台詞「お若(わけ)えの、お待ちなせえやし」で知られる幡随院長兵衛(ばんずいいんちょうべい)の波瀾万丈の生涯。物語は塚本伊太郎時代の仇討ちの話が大部分を占めます。

そして「町奴」幡随院長兵衛と「旗本奴」水野十郎左衛門の対立で長兵衛は水野に謀殺されます。
ふたりは20と29歳で出会ってこういう結果で終わるのですが、物語には両者両様の人生を感じました。

  

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2007年5月 4日 (金)

磁気付き足置きマット

使っていない貼付用磁気治療器の利用法を考えて、足置きマットを思いつきました。
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磁気治療器はシールからはがして手縫いでひとつずつ取り付けます。ちまちました作業です。いっそのことシールごと布に貼ってしまえばすぐに終わる!とも考えましたが、汚れて洗うことを考えるとやっぱり縫いつけようと思い直し…。

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椅子に座って足を載せるとちょうど土踏まずの辺りにあたるように、タオルを巻いた上に載せ、家にあった30cm×30cmのクッションのカバーを開けて中央あたりに入れました。
足の裏にじんじんじんじん伝わってきます。満足満足、自己満足。

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