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2010年5月18日 (火)

身をつくし&囮同心

身をつくし 清四郎よろづ屋始末/田牧大和(たまきやまと:女性)
同じ作者の作品の「花合せ」「三悪人」なども面白かったのですが、この本も期待を裏切っていません。インターネット掲載作品に加筆修正して単行本化されたようです。
清四郎が舞い込む事件を解いていく連作です。そして、清四郎の苦悩のもとである過去が、一話、二話、三話とだんだん明らかになっていきます。
清四郎のお友だちは南町与力の木暮涼吾。木暮とそりが合わず、憎まれ役の北町定廻り同心の松田玄之助もsign02

一話 おふみの簪(かんざし)  かざり職人の平次が番屋に連れて行かれ…。
二話 正直与兵衛  与兵衛に茶店で取り違えられた風呂敷を取り戻して欲しいと依頼され…。
三話 お染観音  煮売り屋のお染の偽証が清四郎の過去と重なり…。

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囮(おとり)同心 深川醜聞始末/稲葉稔(みのる)
「隠密拝命 八丁堀手控え帖」の続編。
隠密・深見十兵衛は、材木屋への放火犯を探るが、関わる者が次々に殺され、自ら囮に?

北町奉行の遠山様も出てくるし、話の内容はなかなか面白いですね。

十兵衛「その前に一休みだ」
「そうこなくっちゃ」と、半助が手を打ち鳴らした。
という具合に、十兵衛の中間と小者たちが主より勤勉じゃないのも気に入りました。ただ、続編でもあるし、名前だけの登場人物も複数だし、やたら登場人物が多いwobblyのが難かな。

「斜にかまえずおまえらしくしてりゃいいじゃないか」
これまた続編が期待できる終わり方です。

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おまけの一枚(左)は昨晩の三日月と金星。金星探査機「あかつき」を載せたH2Aは打ち上げ延期だそうですが、西天に宵の明星は明るく輝いていました。

201005171  

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コメント

マーチさんはお仕事もしているし忙しそうなのに、よく本を読んでますねbook
私、もう1~2年くらいは本を読んでないかも・・・。
本屋さんにも暮れに手帳を買いに行って以来御無沙汰ですcoldsweats01
このロープライスって中古品ですね。中古本も売っているのですね。
じゃネットで中古本を買う市場もあるのでしょうね。
持っている本を売ることにはちょっと興味があります・・。

投稿: 花花 | 2010年5月18日 (火) 20:54

花花さんへ
仕事、3月でやめたんです。で、「晴耕雨読」ならぬ晴散歩雨読生活中で、図書館を利用し週に2、3冊は読んでいます。
中古本も送料がネックですね、今文庫一冊でも送料無料ですから、損得計算するとどうなんでしょうかthink

投稿: マーチ | 2010年5月18日 (火) 21:19

最近、図書館素通りだなぁ~~coldsweats01
図書館と言えば、先日借りた料理本をパラパラ見ていると、
写真はあるけど作り方がないsign02
あ~ページが飛んでる(数箇所)ってよく見たら、見事なまでの切り取り方
(カッターできれいに)に驚きましたwobbly
返却の時に窓口でそのことを伝えましたが、
なんだかなぁっていう気持ちでしたdespair

投稿: 紫音 | 2010年5月19日 (水) 12:01

紫音さんへ
CDの返却時には「ちゃんと聞けましたか?」と聞かれますが、私は最近新着本を予約しては読むのに手一杯で、したがって新しい本ばかりなので、そういう本には巡り会ってないです。
でも、何でそういうことをするんでしょうgawk、次に借りた人は興ざめですよね。

投稿: マーチ | 2010年5月19日 (水) 15:57

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