« あさつゆ | トップページ | お庭拝見 »

2011年5月11日 (水)

海炭(かいたん)市叙景/佐藤泰志

映画化されると目にして借りてきました。
18の海炭市に関わる人々の風景?が描かれた(微妙に連作)短編集です。

架空の町ですが、作者は函館出身。
二番目の「青い空の下の海」には連絡船が出てきますし、最初のお話「まだ若い廃墟」に出てくるロープウェイはあの夜景がきれいな場所でしょうな。

一つ一つのお話は10ページ前後と短いのですが、十分に伝わってきます。
その愚痴っぽい言い回しには妙に共感できる、かもcoldsweats01 で、明るいお話ではなかったのですが、どこかの待合室で読むには最適の長さです。

36の物語からなる作品が構想されていたものの、作者の自殺によってその計画は実現されなかったそうです。初版は死後の1991年発行、遺作ですね。

|

« あさつゆ | トップページ | お庭拝見 »

コメント

映画のHP、覗いてきましたmovie
最近は、映画館に行くこともなく、3D映画デビューもまだですcoldsweats01
「愚痴っぽい言い回し」私も共感しますわhappy01

投稿: 紫音 | 2011年5月12日 (木) 16:38

紫音さんへ
私もほとんど自宅シアターsign02ですわ、3Dは酔いそうなので、自宅用も無用です。
その愚痴、自分がつぶやいてる感に浸れるのかも。

投稿: マーチ | 2011年5月12日 (木) 16:57

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« あさつゆ | トップページ | お庭拝見 »