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2012年5月 2日 (水)

希望の地図/重松清

震災が人生の転機となった人々を描いた、ドキュメンタリー小説です。
      20120502
見る角度によって、「希望」の文字だけが浮かび上がる表紙です。

入学した中学校でいじめに遭ったせいで不登校になった光司(こうじ)は、父親の友人のフリーライター 田村章(あきら)と東日本大震災の被災地を回り、希望の地図を描く旅に出ます。希望の地図の取材は田村にとっては希望の意味をあらためて考える旅でもあります。(登場する田村章は著者のフリーライターとしてのペンネームの一つです)。

「生き残ったことには、やっぱりなにかがあるんだと思うんです。だから、とにかく生きよう、生きていこう、というのが『希望』なのかもしれませんね」

人々の悲しみや苦しみは、あの日からずっと、途切れることなくつづいている。「被災」とは、過去の出来事を語る言葉ではなく、今の状態を示す言葉なのだ。

光司も田村も変わっていきます。被災者でなくとも、震災が人生の転機となった人も多いと思います。
お勧めの一冊です。

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コメント

「生きる」とは生かされていることなんですよねthink
私も、読んでみたいなぁと思いますbook

↓会津には出没していませんが、やはり帰省先に雨雲rainを運んだようで半分は雨でしたdespair

私も「新島八重」ってダレ?の世界ですcoldsweats01

投稿: 紫音 | 2012年5月 6日 (日) 00:13

紫音さんへ
この連休は晴れていても突然の雨だったり、スッキリ晴れた日が少なかったです。
視聴率が悪くても話題になる大河ですからね、「新島八重」で福島に活気が出るといいと思います。

投稿: マーチ | 2012年5月 6日 (日) 17:08

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