紙つなげ彼らが本の紙を造っている/佐々涼子
石巻工場が短期間で復旧するだろうという楽観的な見通しを持っている者はいなかった。おおかたのものは工場閉鎖を覚悟していた。最も楽観的な者さえ、復旧には数年かかると踏んでいた。
「石巻の8号といえば、出版社にはちょっとは知られた存在なんですよ」
しかし、いったいどれくらいの人が彼らのことを知っていただろう。
この本には、震災の絶望から工場の復興までが書かれています。
石巻工場壊滅
生き延びた者たち
リーダーの決断
8号を回せ
たすきをつなぐ
野球部の運命
居酒屋店主の証言
紙つなげ!
おお石巻
3月11日、工場で働いていた従業員1306名は、全員無事だったそうです。
巻末には震災直後と、がれき撤去後の写真が載っています。
たった半年で、よくここまでがんばったなと思います。
少子化で、小学1年生とかいう本もなくなりましたっけね、高齢者も文字が読みにくくなって読書離れをしてます。
紙の本の行く末も厳しいのでしょうが、私は、やっぱり紙の新聞がいいし、電子書籍だってめくれる機能がついていますけどね、イマイチです。紙の感触が好きです。
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コメント
新聞は、紙がいいですね、一時電子版を読んでいましたが馴染みませんでした
ちくちく関連雑誌は、型紙の都合があるから最後まで紙で残るかも
時々、A4印刷で貼り合わせてというのもあるので電子化も可能かな。
)
それにしても、本の電子化がスピードアップしているような
そうなるとプリンターがA3サイズのものが欲しくなります(今でも
投稿: 紫音 | 2014年10月14日 (火) 11:04
紫音さんへ
私も、電子版を試してみましたが、結局見ないのでやめました! 気に入った記事は、電子版で保存した方がきれいですけどね、相変わらず、切り抜いてます。
型紙、A4を貼り合わせて作ると、なんかズレちゃうんですよね。でも、A3サイズのプリンターは、家の中で場所取りそうです。
投稿: マーチ | 2014年10月14日 (火) 17:22